| コーネルの春 |
一週間前から急にあたたかくなり、コーネル大学にも春がやってきた。先日きた日本からのお客さんがコーネルに来たときは「綺麗だ。」を連発していた。確かに、コーネルを歩いているとどこをとっても絵になる。
これがコーネル大学のシンボルの時計台。

そこらへんにあるベンチ。

コーネル大学の授業は5月末に終わり、3ヶ月間の長い夏休みに入る。多くの学生は、夏休み中バケーションにでてイサカには居ないので、一番いい季節を過ごせないことになる。
Aki
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| 海外旅行傷害保険 |
日本を離れると無保険になるので、日本を出発する数日前に海外旅行傷害保険に加入した。選択肢としては大学の保険もあるのだけど、日本の保険だと万が一死んだときに遺体を日本まで運んでくれることと、日本の自宅を出た時点で保障されるので日本の保険に入ることにした。
最低限の保障内容と遂行品の保障もついて10ヶ月で約9万円。安くはないけれど、キャッシュレスで病院に行けることを考えたら楽でいいだろうと思っていた。しかし、実際この保険,使ってみると超面倒だった。
まず、電話で状況を日本にフリーコールで電話する。その後現地の担当者から1時間後くらいに電話がくる。さっきと同じことを聞かれ同じ事を答える。そして、キャッシュレスの提携病院がモントリオールにないとのことで、病院の希望を聞かれ、担当者がネットで近い病院を探し連絡がくる。
しかし、その病院は所詮ネットで調べた程度のもので、評判も何もわからない。さらに、クレジットカードやチェックは受け付けず、私が現金で立て替えなければならなかった。2万以上のお金は持ち歩いていないのでまず銀行でお金を下ろさなければならない。
病院に行ってから、保険会社にその報告の電話をする。そして送られてくる書類に色々記入し、医者の診断書や領収書を全てコピーして自費で郵送。カナダは郵便事情が悪いのでコピーをとらないと安心できない。だって4万近い金額を立て替えているのだから。
保険料は安くない。だけど、それだけ手間が省けて不安がないならと思って入ったのに、結局手続きに煩わされている。私とAkiは病歴と入院歴のため海外保険においての最大手の会社に断られたので、ちょうど加入の数ヶ月前に未払い問題を起こした会社を選んだ。だけど大手である。
なのに、世界XXXカ国でキャッシュレス受診をうたい文句にしている割には、300万人都市でキャッシュレスサービスも受けられず、しかもカードも使えない病院しか紹介してくれないってどういうこと?日本語を使えるところも多数あると書いてあるけれど、どこで使えるというのか?
うたい文句はもう信じないと心に誓う。 Aki妻
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| モントリオール生活を振り返って |
ロータリー奨学生としての任期が5月3日で終わる。2回目の長期留学なので前回よりも収穫は少ないのかなと思っていたが、とんでもない。前回よりも得たものは大きかった。同じ「留学」でも、言葉がわからない状態の留学と、わかってからの留学は全く違うものだった。
20歳でフランスに行ったときは、ゼロスタートだし若いので語学の吸収も相当早かった。しかし、言葉がわからないストレスも多かったし、危険なこともある。例えば、怪しいオヤジに怪しい誘いの言葉を投げかけられているのにわからず手をつかまれた段階で気づいたこともある。
もちろん、フランスの方が陽気で人にいつでも話しかける文化だということも関連しているのかもしれないけれど、言葉がわからないと、他人が話しかけてくれるとつい「語学を学ぶチャンスだ」と咄嗟に思ってしまう。その結果、無駄に時間を浪費したり、危険な目にも遭う。おかげで現在危険察知能力は相当高くなったのだが・・・。
それに比べ、今回は正規大学生として大学に入学したのでレポートを書く段階では構成などの苦労はあったものの、言葉で困ったことは(ケベック訛り以外)なかった。手続きもすんなりできたし、討論にも積極的に参加できた。前回伝えられなかった、司法制度、労働条件、「日本の精神」というものもたくさん伝えることができた。一度会社に入っているので、想像だけでなく実態も語ることができた。
母国語レベルには到達していないけれど、言葉を超えて、情報の伝達と吸収ができたと思う。言葉の問題でフランスでは参加できなかったボランティアも何も恐れることなく参加できた。友達とも心底語ることができて、長く付き合っていける友達をたくさん得ることができた。
もしあのまま日本で会社員で働いていたらこの人たちに会えなかったのかと思うと、私をここモントリオールに派遣してくれたロータリークラブの方々に深く感謝せずにはいられない。何より、ロータリークラブで今まで授業以外では無縁だった会社経営者や会社のトップの人たちと話せたことは、私の価値観を大きく変えた。
モントリオールでの任期はもうすぐ終わるけれど、この経験を様々な形で伝えていきたいと思う。 Aki妻
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| モントリオールで出会った変な人 |
フランスと違って、モントリオールでは道端で知らない人に話しかけられることはあまりない。なので、変な人に話しかけられた記憶もあまりない。しかし、大学生活初日に出会ったモロッコ人は本当に変な人だった。
彼とは大学のコンピュータールームで出会った。パソコンのパスワードの入力がわからなかったらしく、私に声を掛けてきた。話しているうちに、二人とも今学期からの新入生ということで意気投合し、キャンパスの庭で話すことにした。
彼はケベック人の彼女と同棲している23歳のモロッコ人だった。最初はたわいのない話をしていたのだが、何だか途中から愛人にならないかというような誘いになっていた。「は?何かこの人頭おかしいな」と思いつつも、彼の話を聞いていた。私は入学初日でまだ友達もおらず、ひとりの時間をもてあましていたのかもしれない。
彼の話はどう考えても筋道が何も通っていないのだけど、まるですごく正しいことを話しているように話す。例えば、彼は今までに60人の彼女がいたらしい。それは全て純愛で、その時その時は彼女達を心底愛していたそうだ。そして、まだアジア人と黒人とは付き合ったことがないので付き合ってみたいと。
そしてそれは人生で最愛の人を見つけるための必要な道筋なのだという。「いやいや、それにしても60人は必要ないし、性病とかは怖くないの?」という問いに、彼はこう答える。
「君の大好物は何か?その大好物を食べると0.1パーセント病気になる可能性があったら君はそれをやめることができるのか?私は彼女達を実に愛していた。だから、病気など恐れない。愛は病気への恐れより深いものであるから」
こういう人間が性病やエイズを蔓延させているんだろう。こういう人間は是非自分のこういう思想を付き合う前に相手に話すべきだ。さらに、彼はイスラム教だ。イスラムの教えを彼なりにねじまげて解釈して自分はコーランに忠実であるという。
どういう解釈か説明したいが、あまりにふざけた説明でイスラム教の人々に申し訳ないので書かない。私はイスラム教ではないけど、イスラム教の人が聞いたら頭に来ること間違いなし。
彼のことはその後一回学校で見かけたがもちろん声は掛けなかった。楽しくなさそうに歩いていた。話しても無駄な人に時間をかけるほど私は暇ではない。 Aki妻
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| レジにて |
買い物をしてレジを通るのは一瞬のことだけど、場所によって色々違いがある。イサカで初めて買い物をしてレジに行った時、「元気?」と話しかけられ、聞き間違いかと思い何も答えることができなかった。もちろん私が元気だろうと病気だろうと彼らには関係ないので日本でいう、いらっしゃいませなのだろう。
ケベックはもっと独特だ。お金を払おうとカードを出すと、「(引き落としは)同金額ですか?」と聞かれることがある。最初は、「こんなところでもチップを払わないとダメなのか?」と不思議に思っていたけど、違った。ケベックではデビットカードが主流で、そのため買い物した時に100ドルまではデビットカードからお金を引き出せる。
つまり、30ドルの買い物をして、100ドルお願いしますと頼むと、130ドルが引き落とされ100ドルの現金が渡される。わざわざ銀行に行く必要がなく、非常に便利だった。
飲食店では言い回しが面白い。カフェでコーヒーを注文してお金を払い、日本なら「少々お待ち下さい」と言われる状況の時、ケベックでは「そんなに長くかかりません」と言われる。フランスでは、数分待って下さい、もしくは何も言わない。
一瞬のことだし、ちょっとしたことだけど、何となく面白い。 Aki妻
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| ホッケー熱気 |
モントリオールは春を飛び越えて、夏のような陽気。オープンカフェには人が溢れ、公園では日光浴を楽しむ人が。冬は本当に「冬だぞ!」という感じに着込み、天気のいい日は少ない日差しを思いっきり楽しむ。
そういえばテスト中にも関わらず、毎日のように「外でランチしない?」とか「せっかくだからオープンテラスでお茶しない?」と誘いの電話が来る。レポートでそれどころではなく、部屋にこもっていたのだが・・・。
今一番盛り上がっているのはホッケー。街中、赤い布地にCとHのロゴが入ったホッケーTシャツを着た人やホッケーの旗をつけた車がわんさか。カナダが勝った日には夜中の1時くらいまで路上で人が騒いでいる。昨日地下鉄に乗ったら赤い服の人だらけで、よさこい期間中の札幌を思い出した。
正直なところ、ホッケーの良さは何もわからない。なぜ今がシーズンなのかも疑問。だけど試しに試合を観戦しにいった友人はいつのまにかとりこになり、試験だろうが何だろうが観戦に行っている。さすがカナダを誇るスポーツ。一度は見に行かないとケベックにいたとは言えない・・・ Aki妻
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| 殺人予告? |
授業を終えてメールを開いてみると、日本大使館から号外メールが届いていた。いつもは月初に届くので何かな?と見てみると、
「モントリオール市警は、米国当局より、モントリオール市内のCEGEP(CEGEPとは高校のようなもの) Vieux Montrealで銃撃事件をおこすことを狙っている人物がいるとの情報を得て、同校で警戒態勢を取った。 22日午前5時頃、モントリオール市警は、同校内部及び周辺地域に警官を配置し警戒にあたらせた。それに続いて、午前6時45分には、同校は建物内部に残っていた職員らを退去させ、一日休校することを決定した。同校の建物に入るための扉は全て鍵が掛けられた。
建物の閉鎖が発表されたことを受け、警察も同校から撤退した。現時点で逮捕者は出ていないが、モントリオール市警は事態を重く受け止めている。 なお、2006年9月13日には、キンバー・ギルという男がインターネット上で犯行予告をした後に、モントリオール市内のドーソン・カレッジで銃撃を行い、女学生一人を殺害、その他学生20名ほどに怪我を負わせ、ついには自らを撃って命を絶つ事件を起こしている。」 つきましては、上記記事中のCEGEP周辺地域に行かれる際には十分注意するとともに、不要不急の場合は同地域への訪問はできるだけ控えるようお願いいたします。
とのこと。このメールを読んだときは大学にいたのだけど、なんせ校舎が信号一個先なので恐ろしくなり逃げ帰ってきた。最初は試験が嫌な学生の仕業かと思ったけれど、アメリカからの情報ってどういうことなんだろう。やっぱり銃は怖いなあ・・・ Aki妻 [READ MORE...]
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| ディベートで勝利 |
今日は食観光学の最終試験、ディベートがあった。グルメ都市について先日レポートを書いたのだが、それを元に、その都市がいかにグルメ都市なのかを説明し相手を納得させ、最後に投票する。
私の担当都市は東京で、パートナーの友達が欠席だったため一人で参加。他の人はケベック訛りがきついしたくさんしゃべるし、討論で勝ち目は無さそうだったので、PRの時に東京が他の都市に勝る点を5点挙げて理由を述べていった。 おいしいとか曖昧な表現は避け、データと事実だけを話した。他の人たちはどんなにおいしいかを話していたのだが、私にはそこまでの表現力はない。
しかし、予想外に2位を引き離して東京が勝利した。何がよかったのか。それはきっと他の人と違う視点で話したのが良かったのだろう。食観光を1年間学んだが、やっぱり私はいくらおいしくても、健康に良くないものはグルメとは言えないと思う。
これからの日本食がどうなるかはわからないけど、病気になりにくく、太りにくく、ミネラル豊富で消化に長け、長生きできる日本食はやはり最高のグルメだと思う。
やれフレンチだイタリアンだと言うけれど、日本人の体であの食事を食べ続けるには無理がある。この授業は初心にかえって日本食の良さを見つめなおすいい機会になった。 Aki妻
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| スチュワーデス |
友達にスチュワーデスがいる。一ヶ月の勤務時間は80時間で、そこそこ給料も良く、何と言っても社員割引を使い、ただ同然でどこへでも旅行できるのが羨ましい。トロントで働いているのだが、モントリオールに住んでいる。つまり飛行機通勤なのだ。
こちらは客室乗務員になるのに年齢制限がなく、40歳くらいで入社試験を受ける人もいるらしい。そして客室乗務員の男性はなぜが同性愛者が多いとも言っていた。
そういえば、私が初めてアジア系以外の飛行機に乗ったときの衝撃は大きかった。スチュワーデスが大柄なことはもちろん、がさつ・・。足を使ってドアを閉めるし、頼まれたことも平気で断る。
パソコンの入ったカバンを上に上げようとした時に上手く上がらず近くのスチュワーデスに助けを頼むと「自分で持ち上げられないようなものは棚にあげないこと」と言われ終了。見かねた紳士が手伝ってくれたのだけど・・・。
スチュワーデスの友達にこのことを話したら「私もできたら手伝いたくない。だって腰痛いもん」とのこと。そう考えるとアジア系のスチュワーデスは頑張り屋だなと思う。苦情をネチネチいう客にもきちんと対応して、重い荷物も率先して棚に上げる。
日本の飛行機に乗った時、機内に日本の雑誌が少ないと、日本人のスチュワーデスを捕まえて延々と苦情を言っている客がいた。そんなに日本語が恋しいなら自分で本を持ってくればいいし、ファーストクラスにでも乗ればいいのに。エコノミーでそこまで言う権利あるのか?苦情も日本語でしか言えないくせに。このような乗客は是非外国の飛行機に乗って修行してこいといつも思う。 Aki妻
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| ラテンアメリカ式ホスピタリティ |
こちらで(年下だけど)いつも兄のように私の面倒をみてくれているのはラテンアメリカ人である。日本は「仕事」になると他の国よりもホスピタリティが高いなと思うけれど、日常生活においてはまだまだだと思う。
国柄もあるのだろうけど、本当に彼のもてなしの心は素晴らしい。ある日彼がランゲージエクスチェンジに女の子を連れてきた。誰かと問うと、昨年のルームメイトだという。しかし、彼女と話してみたら彼女は「ルームメイトの妹」。しかも初めて会ったのだと言う。それでも自分の部屋に彼女を泊め、自分は床で寝る。夕食も作って観光にも連れて行き、素晴らしいガイドぶりだった。
ある日彼の部屋に行くと、見たことのない少年がいた。彼も、元ルームメイトの友達で、モントリオールで道に迷いやってきたとのこと。彼の部屋にはいつも誰かがいる。
先日とても寒い日に彼と一緒にバーに行ったのだが、途中で帰る私のためにバスの時間を調べ、バス停まで送って、バスに乗り込むのを見届けてからバーに戻っていった。バーでも常に大丈夫?と声をかけてくれる。
彼の部屋でパーティーをする時は、ゲストが席を立たなくて済むようにいつも気を配り、場を盛り上げている。
彼のホスピタリティ精神、少しは見習いたいなといつも思う。 Aki妻
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| トイレ事情 |
日本は盗撮防止のため、トイレの個室のドアには全く隙間がない。カナダに来て最初に入ったトイレの個室のドアの若干の隙間に、びっくりしてしまったが、こうやってカナダに住んでみると、大体のトイレのドアには隙間があることがわかった。足元も見えるようになっているので、人が入っているのかすぐにわかる。
そう考えると盗撮は日本独特の文化なのかなとも思い、ちょっぴり情けない。そこまでして完全に阻止されないとやめられないなんて。
カナダのトイレ、最初は慣れなかったけど、これが本来のトイレの姿のような気がする。匂いも中にこもらないし、友達がもうトイレにいないのかどうか足元でわかるので、行き違ったり無駄に待つ必要がない。
しかも、トイレには必ず手を拭く紙かドライヤーが取り付けてあるので、ハンカチを忘れて困ったこともないし、トイレを出るときの取っ手が濡れていて気持ち悪い思いをしたこともない。
フランスのトイレ事情は、あのパリの優雅なイメージとは正反対に最悪だ。公衆トイレはコイン式の有料で、しかも故障していてきちんとドアが閉まらなかったり、出られなくなったりすることもある。そもそも使い方がよくわからない。和式なのか座るのか。そして道端に突然あるので、入りにくい。デパートのトイレの入り口には人が立っていて料金を回収する。
だから普段は飲みたくなくてもカフェでエクスプレッソを飲んでトイレをかりたり、トイレがあるところを考えて外出したりした。
一番忘れられないのは、友達が駅の有料トイレに入って水を流すボタンを押したら、天井から水が出てきたらしく、全身濡れてしまったこと。普通列車のトイレは垂れ流しのため、停車中はトイレを使わないよう注意書きがあるが、ホームには紙が散乱していた。最後にフランスに行ったのは2005年なので、改善しているかもしれないが・・・。
トイレは生活の基本。カナダはトイレに困らないので、とっても住みやすいと私は思う。 Aki妻
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| ホテル学校でコースを食べる |
モントリオールは美食の街に選ばれているだけあって、多国籍のおいしいレストランがたくさんある。最初は「どこが美食なの?」と思ったけれど、レストランの数はすごい。今までは所持金が限られているのであまり外食しなかったのだか、もうモントリオール生活も残すところ少し。お別れの食事会ということで頻繁に外食している。
先日行ってきたのは、ボランティアのところのシェフがすすめてくれたホテル学校のレストランのフレンチ。グルメ通りに面した、近代的で斬新な建物の中にその学校はある。学校の中と言っても、普通のレストランと変わらない設備、サービス。シェフは本物の一流シェフで、ウェイターやウェイトレスが学生。若いので笑顔に疲れがない。昼に行けば、2千円くらいで前菜、メイン、デザート、コーヒーが楽しめる。
私が選んだのは、前菜:ヤギチーズとフルーツ、カブのサラダ。メイン:こひつじとじゃがいものコンビーネーション。デザート:チョコレートとベリーのケーキ。紅茶。
フランス人3人と行ったのだが、彼らも相当満足していた。見た目も綺麗だし、量も、運ばれてくる頃合いも文句なし。ベジタリアンのコースも用意されている。常にテーブルに気を配っていて感じがいい。
このホテル学校はグルメ学の授業にも頻繁に出てきて、名物料理があまりないケベックグルメの将来を担っているそうだ。学期中は、格安で試作料理の賞味もできるらしい。先が楽しみなレストランである。 Aki妻
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| 同性愛者について |
カナダは個人の自由が尊重されているので、同性愛者がたくさん移住してきている。たまに男性カップルがベビーカーを押しているのを見かけることもある。同性愛者が多く住む地区もある。
なので、友達にも同性愛者はいるし、クラスにも何人かいる。「自分はゲイである」と常に自ら言う人もいれば、ごくごく仲良くなってから打ち明けてくる人、隠し通す人もいる。それでも、最近は何となくわかるようになってきた。
オープンな友達とは、同性愛について語ることもある。前に一度、自分が同性愛であることに悩んでいる友達に「同性愛というのは個性のひとつであって、自分の一部であって全てではない。常にそれに縛られることはないんじゃないのかなあ」と私が言ったとき、彼はこう言った。
「確かに自分が同性愛者であるということは自分のほんの一部である。だけど、そのほんの一部の個性が自分の他の個性に大きな影響を与えていて、考えずにはいられない、忘れられない個性なのだ」と。驚くことに、他の同性愛の友人たちも同じようなことを言う。私なんかが考えるよりもずっとずっと深い問題なのかもしれない。
彼らはいつも色んなことを考え、家族に自分のことで心配かけないようにいつも相手のことを思いやっているせいか、本当に心の綺麗な人が多い。
私は彼らが大好きだけれど、私が完全に彼らを理解することはできないと思う。それでも、少しでもたくさんのことを理解して、少しでも偏見のない社会になるよう協力していきたい。 Aki妻
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| 融雪剤の後始末 |
イサカは札幌と比べたら少ないものの、冬の間はそこそこ雪が降る。除雪作業はかなりしっかりしてて、車道に雪があることは大雪の日を除いてない。だから、ほとんどの車が冬でも夏タイヤらしい。そして、除雪と共に大量の塩をまく。この塩はかなり強力でみるみるうちに雪が解けていく。靴に白い塩が残ったり、車の傷みが早かったりと問題はあるが、確かに道路に雪がほとんどないので札幌のようなスタッドレスタイヤで磨かれたツルツル路面は見たことがない。
とはいえこの塩、なかなか後始末が大変。道路や歩道に塩をまくので、道の側にある芝生は完全にだめになってしまう。この季節になると、道の側の土を入れ替えている。土を育てるという考え方はないらしい。まあ、これがアメリカ式なんだろうけど。 Aki
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| 歯医者に行ってみる |
長いこと歯に何の問題もなく、日本を出発するときに奥歯を抜くため10年以上ぶりに歯医者に行ったくらいだった。だから、こっちで世話になることはないと思っていたのだけど、授業料の納付書には歯の保険料が足されている。この保険料で、クリーニングは無料とのことなので、せっかくだから、歯医者に行く事にした。
病院のように、予約とるのも大変なんだろうなとの予想に反し、翌日の予約が取れる。時間ぴったりに行くと、5分もかからずにドクターのところに通され、丁寧に1時間かけてクリーニング、歯磨きの指導などをしてくれた。おかげで歯がぴかぴかになった。
でも、一番感動したのは、処置を始める前にドクターが自己紹介をして、握手し、これから施す処置を説明してくれたこと。クリーニング程度の事でも、きちんと自己紹介をしてくれるのがうれしかった。こちらは、病院でも診察の前に医師が自己紹介と握手をしてくれる。この制度はぜひ日本も見習って欲しい。
私は数年前、札幌の有名な病院で診察を受け「今日はこれから入院して点滴しましょう」と言われ、病室で寝ていた。しかし数10分後に点滴とは思えぬものを注射され、車椅子に乗せられ、CTをとられ、処置室に運ばれた。そして見たことのない人がメスを持って近づいてきたのである。
「人違いではないですか?」とたずねる私に、「間違いない」とだけ言い、詳しい説明をすることなくその男は処置を始めたのである。色々あった私の人生の中でも、もっとも恐怖感を味わった瞬間のひとつだ。しかも腕が悪かったのか、何度も失敗し、何回も色々なものをさされ、泣くほど痛かった。
医者の格好をして、病院にいれば医者のように見える。だけど、こっちが患者として個人情報を与えて来ている以上、医者も最低限自分の名前は紹介するべきだと思う。病院の制度はどうかと思うけど、医者との距離が近い分、たとえわからない単語があってもこちらのほうが安心できる。 Aki妻
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| ケベック人は大人だな |
今日はスペイン語の友達がお別れ会を開いてくれ、レストランで食事をしてきた。試験期間真っ最中なのに、全員参加してくれ本当に心からうれしかった。普段はずっとスペイン語で話しているので語彙が少なかったのだけど、今回はフランス語。こんなにケベック訛りだったんだ・・と初めて知った。
ふと、自分が一番年上だと気づいて愕然。あまりにみんな落ち着いていて、いつの間にか同じ位の歳だと思っていたけど、全員21歳から25歳。学生なのだからこの年齢層は普通かもしれないけど、彼らは歳の割にかなり大人びている。自分が21歳の時はもっと子どもじみていた。今の日本人の若者が本当に幼く見えてしまう。
プレゼンも理路整然としているし、自分の考えもしっかり持っているし、相手を労わる心を持っている。何でこんなにしっかりしているのだろうと考えてみると、家庭環境にあるのかもしれない。ケベックはアメリカと同じように離婚率や再婚率が高いし、婚姻関係の男女以外から生まれる子どもの割合も高い。養子も結構一般的になっている。
つまり、母親、父親、兄弟は存在するけれど、それがひとまとまりの家族とは限らず、また家族の中に血縁関係があるとは限らない。家族という単位ではなく、個々の存在だけが確かなものなのであり、相手を思いやる気持ちで繋がっている。こう考えるといつまでも親に頼っていられる保障はどこにもない。こうした環境が彼らをしっかりさせているのだろう。
それでも、久々に親に会うとき、兄弟に会うときはとてもうれしそうに抱擁を交わし、家族を本当に大事にしているのがこちらにも伝わってくる。離婚とか、再生家族は、大変だとか不幸な面だけ持ち合わせているのではなく、個々が自分らしく生きていく新しい出発点でもあるのかなと思う。 Aki妻
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| 「たぶん」 |
恥ずかしながら、昨年まで私はprobably とmaybeの使い分けをしていなかった。英語のRの発音が苦手なので、常にmaybe。でも、maybeはあんまり自信がない時、probablyは十中八九の時、という風に使い分けないと誤解を生むことに気づいて、英語ではmaybe、probably,surelyを使い分けている。
でも、最近思うこと。その英語の使い分けを全ての言語に当てはめてはいけないということ。そして、相手が言った確率は、30パーセント割引して考え、過度に期待しないこと。
ケベック人も思いのほか約束事にルーズな人も多いが、ぴったり守る人もいる。フランス人はルーズだろうと決めつけて待ち合わせをし、自分よりも相手が先に着いているとヒヤヒヤした。なので、相手の性格を見ながら考える。
ラテンアメリカ人は大体みんな同じ。よく「来週は必ず行くよ」と、surelyをスペイン語で使って話すのだけど、来たためしがない。「たぶん」という単語を使うべき場合でも、surelyを使う。「たぶん」と頻繁に使うと、「何で自分にそんなに自信がないの?」と聞かれてしまう。
細かいことは気にしない人種らしい。今の時点で、自分は行けると思えば「必ず」と言ってしまう。ラテンアメリカ人に3時に必ず来てねと言っても大体4時。前は「ラテンアメリカ人時間の3時?それとも日本人時間かい?」と確認したけれど、今は自分で引き算して、待たされすぎない時間に行くことにした。
言葉を覚えるということは、国民性を理解し、それに自分を順応させていくことでもある。 Aki妻
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| ケベック人の言語 |
ケベック人は英語もフランス語も話せて、生まれたときからお得だなと思っていたのだけど、意外とフランス語しか話せない人もたくさんいる。いくらフランス語と英語が国の言葉だと言っても、お隣のオンタリオ州で働くことになったらどうするのかなと思ってしまう。
私が初めて南フランスに着いたとき、エクサンプロバンスで右も左もわからず、英語も通じなくてどうしようもなかった時に声を掛けてくれたのはケベック人だった。彼は偶然同じ大学で、同じ寮に住むことになっていたので、寮の入寮手続き、トラベラーズチェックの両替など、全部一緒にやってくれた。
彼に「両親とは何語で話すの?」と聞いたとき、英語とフランス語半分と言っていた。英語で話し始めてもフランス語になっていたり、英語だけの日もある。彼にとっては完全に英語とフランス語が母国語なのだ。
だけど彼は特殊な例なのだと思う。ケベック人はバイリンガルだけど、やっぱり母国語はフランス語みたい。その証拠に、スペイン語を話していて行き詰ったら、接続詞や間投詞が英語になる。「今は外国語を話さなきゃ」という意識が働くらしく、咄嗟に英語を口にしている。つまり彼らにとってやはり英語は外国語なのだ。
それでもやっぱりバイリンガルのケベック人はお得だ。私のまわりで一番多い職業が翻訳家。20歳そこそこで翻訳家の人がたくさんいる。働く時間は短かったり、自宅でできたり。そして給料も高いらしい。うーん。羨ましい限り。 Aki妻
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| 部屋を借りる |
札幌の北大近くで借りていたマンションはとっても気に入って、一目惚れで入居を決めた。静かだし、便利だし、何も文句もない物件。しかし、途中からマンションのオーナーと管理会社が変わり、事態は一変。ある日突然工事を始め、いきなりベランダに人がいたり、塗料で吐き気が止まらず、1ヶ月ほど実家から会社に通うはめになった。
平和な時は法律なんて気にしない。だけど、問題が起きてから法律や権利を調べてみると不備がたくさんある。何だか協会なんて、名前だけで何の役にも立たない。その不動産が所属している協会に相談の電話をして1時間も話したのに、かえってきた言葉は「そうですか・・」のみ。
「そうですか・・」しか言えないなら、そもそも協会なんて設立するなよとイライラした。「何だか協会所属」と書いて安心感を与え、それなのに何もできないなら存在価値などない。その後、怒りがおさまらずに、レポート用紙数枚にまとめ、政府機関に改善要望のメールを出した。疑問に思っていることもたくさん書いたのに、返答は「貴重なご意見ありがとうございました」のみ。その程度。
この一連のできごとで、結局他の組織に頼ることを諦め、直接会社に交渉。何度も会社に足を運び、メールをして何とか最低限の要望は聞き入れてもらえた。きっと、私のしつこさに耐えられなかったのだと思う。
さて、なぜ今さらこんな話を持ち出すのかというと、この度これから住む家を契約したから。またもや一目惚れ。そしてアメリカは圧倒的に家主が強い。これから何か問題が起きたとき、法律を調べて、どこに苦情を申し立て・・ということを英語でできるのか?実際に今日家賃の督促状が間違えて送られてきて、電話で「この督促状はあなたが間違えて送ったんですよね?」と聞いても決して相手はYesとは言わない。「間違える」という単語に敏感らしい。
できれば何事もなく平和に暮らしたいけれど、納得できなければとことん説明を求めよう。言葉と知識は自分を守ってくれると信じて。そのためには英語をもっともっと磨かなくては・・・。 Aki妻
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| 試験結果へのこだわり |
私が日本で学生をしていたのはだいぶ前なのであまり比較にならないけど、ケベックの人は試験結果に結構こだわっている。プレゼンテーションやテストが終わった後に「試験結果はいつわかるのか?私のプレゼンは合格点だったか?」と質問している人をよく見かける。
それが20歳くらいの若者だったら、就職のためなのかとも思うのだが、定年間近の人や、定年後の楽しみのために来ている人たちもしきりに評価を気にする。私は、試験の結果も評価もあまり気にしていないのだけど、この時期みんなから「A取れた?」と聞かれてしまう。
こちらの評価は、Aプラス A AマイナスからDまで11段階あり、Eで不可。
私が大学生だった頃は、優 良 可 不可の4つしかなく、不可は最終的に消えるので、日本の成績をこちらで読み変える時はABCしかなく、とても優秀な成績になったような錯覚に陥るけれど、錯覚である。
大学生の頃は、どうせ卒業すれば関係なくなるさ、と適当に試験を突破していたけれど、実際10年後にそれを英訳して使うことになった。わざわざ英語にしていただくほど素晴らしい成績ではありませぬ・・と思わなかったわけではない。
死ぬまでは、絶対役に立たないとは言い切れないのだから、やっぱりそれなりにいい成績を取っておいたほうがいいのかな?と明日から試験なのにふと思ったりした。 Aki妻
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| 予防接種 |
医療はアメリカと日本が最先端だと私は思っていた。だけど、日本がかなり遅れをとっている面を私は発見した。それは予防接種。アメリカでは、風疹や麻疹の予防接種が徹底されていて、風疹に至っては撲滅宣言が出るほど。
しかし、日本は逆に麻疹や風疹の輸出国として有名になりつつある。そういえば、昨年どこかの大学で麻疹が流行してしばらく休校になったのも記憶に新しい。カナダでは、日本の修学旅行生が麻疹にかかり、一時ホテルに隔離されたそう。
調べてみると、日本で1979年から数年間に生まれた子どもは、ワクチンの制度が変わったすり抜け世代で、風疹の抗体を持っている割合が他の年代に比べ非常に低いそうだ。
私の中では文明が遅れていると思っていたフランスでも(誤診されたので偏見も入っている)、誕生して1年以内と、思春期前の2回予防接種があるらしい。
成人してからの麻疹や風疹は本当に症状が重篤になる。偉そうに言っている私も22歳で麻疹に(幼少に罹ったのに)かかり、病院で隔離された。幻覚や幻聴はもちろんのこと、熱も40度を超え、悪魔が舞い降りてくるかのような急激な寒気に数週間苦しめら、記憶も怪しくなった。
麻疹や風疹は、不顕性感染といって症状が出ない人もいるので、その人から感染して重篤な症状になる人もいる。一度の接種で抗体ができない人もいる。予防接種は数回やっても大丈夫。1979年以降数年に生まれた人、予防接種の記憶があいまいな人、将来妊娠を望んでいる女性(妊娠中は避けたほうがいい)や子どもを持ちたい男性の方。日本の予防接種の徹底は遅れています。是非一度病院で抗体を調べて事前に対処してください。 Aki妻
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| 中国との関係 |
カナダと中国はいい関係を保っている。中国からの移民をたくさん受け入れているせいもあるし、中国からたくさんの養子を迎え入れているという事実も大きいと思う。
日本と中国は?と聞かれると、うーん。私が軽く答えられる問題ではないけれど、日本人を嫌っている中国人は多いと肌で感じる。中国映画おたくの人に「中国映画で日本はいつも悪い人ばかりだけど本当なの?」と聞かれた。そんなわけないだろうが!と思ったけど、マスメディアの影響もあるのかなと思う。
学校のパソコンルームに行くと、必ず中国人にパソコンの使い方や登録の仕方を最初中国語で聞かれる。うちの学校はフランス語を学んでいる中国人が多く、全てフランス語表記なのでわからないらしい。「私は日本人だけど」と英語で言っても嫌がらない人には丁寧に教えるようにしている。今日は教えるのに1時間もかかり、どっと疲れた・・・。
私がフランスで兄妹のように仲良くしていた男の子は中国人だった。他のフランス人に対しては間違えなかったが、たまに朝私に会うと間違えて中国語で話掛けてきたこともある。やっぱり見た目が似ていると親近感や安心感がある。私も今ラオスの友達といると何だかほっとする。
過去のことは消えない。だけど、今後の関係を良くする事はいくらでもできる。こんなに近くて似ている国同士であまり仲が良くないのは残念。私たちの世代で友好関係が深まっていけるよう、いち日本人として中国人と関わっていきたいと思う。 Aki妻
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| たばこ |
今回の話題は喫煙者の方にはかなり不愉快ですので、読まないことを強くおすすめします。
私はタバコを忌み嫌っている。嫌いと言うより、忌み嫌うという表現がしっくりくる。札幌で児童の通学路で歩きタバコに携帯という人を見かけると注意していたので、今までよく刺されずに生きてこれたなと思う。もちろん吸う権利は大いに認めるので、タバコを吸う人は、他人に健康被害と臭いを与えないように宇宙マスクのようなものをつけてタバコを吸うくらいの覚悟で吸ってほしい。
なので、ロータリーの派遣地区を選ぶ時、気候の次に調べたのが喫煙率。ケベックはそんなに低くはなかったけど、何より室内完全禁煙らしかった。札幌も分煙にはなっているところも増えているが、空気の流れによって煙がくるところが多く、禁煙でないために行かなくなったレストランが結構ある。分煙じゃ意味がないのだ。 ケベックは、室内にさえいれば煙に巻き込まれることがない。喫煙室もない。そのかわり、出入り口ではたくさんの人がタバコを吸っているけれど、ほんの数秒息を止めて脱出すれば解放される。マイナス20度の厳寒の時にでも外で吸うのだから、根性あるなと感心した。つまり、そのくらいの根性がないと喫煙できない素晴らしいシステム。
札幌も、わざわざお金かけて分煙のスペースを作ったり暖房つけたり、喫煙所を設置して無駄なスペースを使わずに、思い切って完全室内禁煙にすればいいのにと強く願う。 Aki妻
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| 小切手について考える |
アメリカでは家賃、授業料、給料、保険料などの支払いや受け取りに小切手を使う。こんな紙切れが役に立つのかと思ったのだが、アメリカの生活には欠かせないものらしい。日本では振込み用紙が送られてくるが、アメリカではチェックを書いて送ることになる。最近、お金のことを気にするようになって不思議に思っていたが、このチェックでは額面を自分で記入することが一つの理由かもしれない。
たぶん、一番の理由は日本では妻に管理を任せていたので、お金のことを気にしなかったのだろう。 Aki
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| 浮浪者について考える |
札幌にはホームレスはいるけれど、お金を乞う人は見たことがない。だから私がフランスに行った時に一番驚いたのは物乞いの多さだった。スーパーの出口、軒下、地下鉄の出入り口。至る所に、老若男女問わずわんさかいる。ただ困窮を訴えてお金を求める人もたくさんいたけれど、パフォーマーもたくさんいて見ものだった。 ケベックは寒いから物乞いは少ないだろうと思っていたのだが、実際フランスよりも多いかもしれない。フランスよりもかなり寒いけれど、暖房が24時間ある場所も多いので、逆に路上生活には向いているとも言える。寒さが厳しくなり始めた頃、夜中に寮に戻ると玄関に人がふたり倒れていて、心臓が飛び出るほどびっくりした。でも、よくよく見ると通り道を避けて転がっているので、浮浪者だとわかった。 さすがにこの寒さの中出て行けとは言えないらしく、冬の間、夜はそこで過ごしているらしい。フランスよりも貧富の差が少ないと思っていたけれど、浮浪者を見るたびに、実際はどうなんだろうといつも考える。 Aki妻
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| 別れの4月 |
日本なら出会いの4月だけれど、こちらは別れの4月となる。まだまだ寒いけれど、何となく暖かくなって何だか新鮮な気持ちになった途端に、突然別れがやってくる。今住んでいる寮も、大学生に比べれば歳だしたった8ヶ月だから大して友達もできないだろうと期待しなかったものの、毎日のように会っている友達もいる。スペイン語のクラスには、通年で同じクラスの友達も何人かいて、毎週喫茶店でたむろしていた。何となくいつも会っていた人がたくさんいる。そんな生活ももう終わってしまう。 インターネットが普及していなかった時代に比べて連絡も取りやすいし、写真もいつでも送りあえるから、別れは昔ほど深刻ではなくなったかのように見える。だけど、人と人との巡りあわせはやっぱり縁であり、強力な偶然や必然や思いがなければ再会は難しい。 もう二度と会えない覚悟で、この最後の時間を楽しみたいと思う。テストさえなければなあ・・・ Aki妻
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| 中国人と私 |
私が住んでいる地域に日本人が殆どいないせいか、またはアジア系では中国人が圧倒的に多いせいか、毎週のように中国語で話しかけられる。 私だったら、どんなに見た目が日本人らしくても、まずは必ず英語で話しかけるのに、中国人は容赦なく中国語で話しかけてくる。そのくらい圧倒的に中国人が多い。 今日、友達と中華レストランに行った。迷いもなく、ウェイター達は私に中国語で話しかけてくる。たとえ私が中国人ではないとわかっても、とにかく中国語で話しかけてくる。西洋系の友達には英語で話しかけているのに、私には中国語。うーん。やっぱり中国語を先に学んだほうが便利だったかな?と少し思う今日この頃。 Aki妻
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